基板のままだとやはり外来ノイズを拾いまくるのでケースに入れました。
昔使っていたラインアンプの残骸を再利用しています。
入力が何系統もlあったり、VUメーターがついていたりしますが一切機能しません。
フロントにヘッドフォンジャックを取り付け、1入力2出力のラインアンプ兼ヘッドフォンアンプです。
ケースに入れることでノイズレベルは格段に下がりました。
裸のときのノイズはよくある「ジー音」が主で、それが一切聞こえなくなりましたが今度はハム音が微かに聞こえるように。。
スピーカーから聞く分には全く聞こえませんが、高能率のヘッドフォンでは耳を澄ませば聞こえてきます。
ハムの主成分は60Hzっぽく、澄んだ音です。
トランスの向きを変えたり、入力ショートしたりしても全く変化が無いので犯人はヒーターハムでしょう。直流点火するしかありませんがそれほど気になる訳でもないので今回は放置です。
昨日からアンプを変えたりSPを変えたり、ヘッドフォンを変えたりと色々試聴しましたが、やはり直結が最善では無いことを再認識しました。
このラインアンプを通すと低域が朗朗と鳴り、音の透明感が増したように感じます。
アイドリング電流を10mAから15mAに増やしたことが影響しているのか、エイジングの影響なのかは判りませんがアタックの強い音に対する反応も、高域の切れ込みも良くなり、このアンプ大成功です。
f特で見る限り真っ平なのに音が激変するのには改めて驚かされます。
基板はあと18枚あるので次はNF型フォノEQでも作ってみようと思います。