本日一気に巻き上げ、ペア完成しましたので、クラーフ結合300Bに載っけて夕方から色々聴き倒しています。
トランスは固定していません。シャーシ上に載せてあるだけ。
出力インピーダンスが多少高いのはもう気にしません。だって無帰還の方がいい感じなんだもの。
んで、もう一つ決まらなかったカップリンゴコンデンサー、こちらは、1か月間200VDCを印加しっぱなしにしていた旧ソヴィエト産のオイルコン、470nFで落ち着いています。このコンデンサー、なんかちょっと濁った感じがあるような無いような、、気がするんですが、エイジングで変わってくることを期待している現状です。
さて、トランスの感想ですが、ファインメットトランスとの比較試聴では、
まず中域の充実感kが印象的。
ボーカルの厚み、色気が出ていい感じです。
↓最近のお気に入り、ぶっちゃけ1曲目以外はあれなんですが。。それは良くある話。
ただ、楽器の名前が判んないんですがキラキラした金属音の光沢感がちょっと落ちて白っぽく感じる。
それと情報量、というのか、細かなニュアンスが出てない気がするけど。。
ヴァイオリンなんかだと、これとか、
ん?弓太くなったの?って感じるくらい厚みが出た。
思いますに、ファインメットの情報量の多さからくるのか知らんけど、ややもすれば線の細い神経質に感じるような鳴り方をする時があるのに比較して骨太でしっかりした鳴り方、中域が充実したご利益かな、好感が持てる。
ただ、残念なのが、低域。
ファインメットの時に感じた低域のエネルギー感は一歩も二歩も後退した気がする。
これ、武久源造氏のCDなんすが、宇宙から飛んでくる電波を、なんか知らんけど難しい方法で処理して可聴音にしたのが曲の合間、数秒程度、何回か入っているんですね、
で、それがねぇ。。なんっとも言えない、ものすごい癒し効果があるんですよ。人によっちゃただの低音の雑音にしか聞こえないのかも知れませんがね、この音が、ちょっと残念な感じ。
出来るだけギャップが詰まるように組み上げるときコアに圧力をかけながら固定ネジ締め付けてるんですが、CICのコアでは限界ありますよね、インダクタンスはそれほど高くない筈、低域のインピーダンスの低下は随分早いんじゃないかな?
測定はまだしてない。まずは聴いてから測ることにしました。
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ブレンドコアとは素晴らしい。追っての評価が楽しみです。
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> ゴルゴ平蔵さん
トランスの巻き方について色々ご指導いただいている方によりますと、コアを混ぜるとその折衷した性格になるとのことでしたのでチャレンジしてみましたが、低域の出方から考えればパーマロイのみで製作するより良かったかも知れません。
中々いい感じです。
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miyaさん
ファインメットとの違いが気になります。
こうなってくるとクラーフのOPTは別シャーシでも良いのかな…
となって来ますf^_^;
この手のシングルアンプはどう言う訳か、追い込めば追い込む程にNFBを掛けると良く無いと言いますか、音が死にますね。
多量のNFBを掛けると特性は良くなりますが、音が死にます。
3dbの NFBが耳で分かるのですから、困ったものです。
掛けるとしたらKNFのみにするべきですかね。
私はもう発振してなきゃ別に良いか…
となって居ます(笑)
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> 古典真空管研究家RS237さん
情報量とか、低音のクオリティはファインメットですねぇ。。
これ、いちいち半田外して取り替えるの面倒なんで簡単に交換・比較できるよう、メタルコネクタで配線引っ張り出すように改造する予定です。
KNFだと6dBくらいかけても気にならんのに不思議です。
オーバーオールで帰還かけると歪の出方が大きく変わるのかも知れないですね。